
なぜ今、玄米が注目されているの?
最近よく耳にする「アンチエイジング」。近年では、単にシワやたるみを改善するだけでなく、体の内側 ― 細胞レベルからのケアが注目されています。
そんなアンチエイジングの味方として、今あらためて脚光を浴びているのが、日本人になじみ深い玄米。実はこの玄米には、内側から若さをキープする驚くべき力が秘められているのです。
玄米が持つ若返りパワーって何?
玄米は白米と違い、お米の表面にある「糠(ぬか)」と胚芽の部分を残したお米です。この部分に、若さを保つための栄養がたっぷり含まれています。
まず、玄米は「抗酸化物質」が豊富です。ビタミンEや「γ-オリザノール」などが含まれ、これらは体内で発生する老化の原因物質「活性酸素」を取り除く働きを持っています。活性酸素は肌のシミやシワの原因にもなるので、これを減らすことが、若々しさを保つことにつながります。
さらに、玄米には白米の約5倍もの食物繊維が含まれています。この食物繊維は腸内環境を整え、「短鎖脂肪酸」という物質の生成を助けます。短鎖脂肪酸は腸の健康を維持し、体の炎症を抑える効果もあります。
体の炎症は、慢性的になると「インフラメイジング(炎症による老化)」と呼ばれる老化を加速させる要因を引き起こします。
玄米を食べることで、こうした炎症を抑えることが期待できます。

「クエン酸サイクル」って何?どうして若さに関係あるの?
「クエン酸サイクル」という言葉は少し難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと、私たちの体の中でエネルギーを作る重要な仕組みのことです。このサイクルは体の細胞の中にある「ミトコンドリア」という小さな器官で行われています。
クエン酸サイクルは、私たちが食べた食事から得た栄養素をエネルギーに変換する働きをしています。車のエンジンのように、サイクルがうまく回ると体に必要なエネルギーがしっかり作られるのです。 しかし、年齢を重ねるにつれて、このクエン酸サイクルの働きは少しずつ弱くなっていきます。すると、エネルギー不足になるだけでなく、活性酸素も増えてしまい、老化が進んでしまうのです。

玄米がクエン酸サイクルにどう良い影響を与えるの?

玄米に含まれる栄養素は、このクエン酸サイクルを助けてくれます。
まず、ビタミンB群(B1、B2、B3、B5など)は、クエン酸サイクルを円滑に進めるために必要な成分。これらが不足すると、エネルギー生産がスムーズにいかなくなります。
また、玄米に含まれるマグネシウムやマンガンなどのミネラルは、クエン酸サイクルの酵素を活性化させる役割を果たしています。特にマグネシウムはエネルギー生産に直接関わる大切な栄養素です。
さらに、玄米には「GABA(ギャバ)」という成分も含まれています。GABAは脳の働きを整えるだけでなく、ミトコンドリアの機能を保護して、酸化ストレスから細胞を守る効果があることが最近の研究で明らかになっています。
毎日の生活にどう取り入れたらいい?
玄米の効果を実感するには、毎日の食事に上手に取り入れることがポイントです。いきなり全部を玄米に変えるのは大変なので、まずは白米に20〜30%混ぜるところから始めるのがおすすめです。
「発芽玄米」という、少し水に浸して発芽させた玄米もあります。これはGABAの量が増え、消化もしやすくなるので取り入れやすいかもしれませんね。
また、レモンやお酢などクエン酸を含む食品と一緒に食べると、クエン酸サイクルに必要な材料を直接補給できるので、より効果的です。
さらに、適度な運動はミトコンドリアを増やし、クエン酸サイクルを活性化させます。玄米食と運動の組み合わせることで、若々しさを保つための理想的な生活習慣が整います。

玄米の力を知って、毎日の食事に少しずつ取り入れていくと、見た目だけでなく、体の内側からも若さを保つことができます。
健康で若々しい毎日を送るために、今日から玄米生活を始めてみませんか?
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