玄米食の「落とし穴」と「正しい食べ方」

皆さんの玄米食を始めるきっかけって何ですか?
玄米食を始める際に意外と知らない落とし穴があることをご存じですか?

今回はその「落とし穴」と「正しい食べ方」についてお答えしていきます。

白米を炊くときにも美味しい炊き方があるように、
玄米も炊き方にポイントがあります!
知って炊くのと知らずに炊くのとでは大違いです。
玄米の炊き方によっては「落とし穴」にハマってしまうからです。

玄米の炊き方はいろいろあります。

❶炊飯器・・・玄米の米粒や皮がしっかり残っている、あまり美味しくない
❷土鍋・・・ふわっとした炊きあがりではあるが皮が残る、炊く前に長時間浸水する必要がある
❸圧力釜・・・ややもっちりした炊きあがりではあるが若干皮が残る
❹圧力鍋の中に玄米炊き専用の土鍋を入れて炊く・・・もっちりとした炊きあがりでモチ米のような食感、玄米の皮の部分も柔らかくなる

「落とし穴」にハマらない炊き方は!

ズバリ「❹で炊くこと」です!

玄米の表皮(不溶性食物繊維)は想像以上に堅く、消化されることなく便として排出されます。
そのときに胃腸の粘膜を傷つけたりすることで、気持ち悪くなったり、吐いてしまったり、下痢をしてしまったりと、胃腸に負担になってしまうケースもあるそうです。
せっかく摂った玄米の栄養素を活かすことが出来ないのは残念ですよね。

ですが、❹の方法で炊くと長時間炊くこともできるので、さらに表皮も柔らかくなって、体に摂り入れやすくなるんです。

それぞれ炊き比べてみたのですが、どれも玄米の食感や炊きあがりが違うのにびっくりです。

そして、「正しい食べ方」は!

「よく噛むこと」です!

➍で炊いた玄米の表皮は柔らかくなっていますが、それでもよく噛んで効果の実感出来る食べ方をして、食物繊維もしっかりとって腸内環境も整えてこそ美と健康を得られるのではないでしょうか。
表皮が硬い玄米はひと口50回以上噛んでも皮が残る感じです。

ちょっと忙しい時や、体調が悪い時などは、長時間炊いたり、よく噛んで食べてられな~い。って言う声が聞こえてきそうですね💦

そんな時は、長時間炊いた玄米がパウダーになっているものがあるので、ご飯を炊くときに混ぜるだけ、スープに入れるだけでとろみが出て簡単に食べれますのでお勧めですよ。

「飲む玄米」「混ぜるだけ玄米」簡単に且つ栄養も摂り入れられて魅力的ですよねっ☆