
玄米って、おかずと合わないから白米に戻した!なんて言う話をよく聞きます。玄米は豊富な栄養素で美容やダイエットにもおすすめなのに食べるのを諦めてしまうなんてモッタイナ〜イ。このコラムでは、玄米に合うオススメのおかずをご紹介しますね☆
玄米は白米と違って独特の風味があり、デトックス作用があります。ですから、その風味に負けないようなおかず選びがポイントです。
オススメのおかずベスト5
①発酵食品
②お肉やお魚ならコレ!
③香辛料を上手に使う
④玄米と海藻類は相性抜群
⑤葉野菜よりも根菜
オススメ①発酵食品
なんといってもダントツに玄米と合うのが「発酵食品」です。
白米と違って、やや淡白な味わいの玄米には、濃い目の味付けが◎特にオススメなのが味噌や糠漬け。特に味噌は白味噌などのあっさりした味噌よりも、二夏寝かせた三年味噌などの長期熟成したものがピッタリです!
大根やニンジン、ゴボウなど、根菜類などが入ったお具沢山の味噌汁やカブなどの糠漬けは玄米との相性抜群です。
何より、お米の主食に、漬物、味噌汁とシンプルな日本の伝統食のスタイル。これさえあれば十分なのです。食べてほっこりする王道の玄米に合うおかずです。


オススメ②お肉やお魚ならコレ!
お肉のオススメは豚肉です!玄米に含まれている、糠や胚芽などは米油の原料になるほどの脂が含まれているので、牛肉などと合わせてしまうと少し脂が多くなってしまい、逆に脂の少ない鶏肉は玄米の淡白さを強調してしまうことも?
お肉なら、程よく脂と甘味のある豚肉が合うのではないでしょうか。特に脂身の多いロースよりもヒレの方が玄米にはお勧め!
魚であれば白身魚よりも赤身魚のカツオ・マグロ・ブリ・アジ・イワシ・サンマ・サバなど。煮魚なら味噌煮、焼いたものは熟成した醤油を使って濃い目の味付けがオススメです。


オススメ③香辛料
香辛料は血をサラサラにする特長や、食欲増進作用もあり、特に暑い季節は食欲が低下して、玄米などはより重たく感じる傾向に!クミンなどのカレー風味の香辛料を豊富に使ったおかずを一品増やすと玄米食が進みますよ!
カレーライスはもちろん、ドライカレーなどにしても白米と変わらず美味しく頂けます!まずはこうした合わせから玄米を始めてみるのもオススメです!

オススメ④相性抜群、海藻類
日本人は海藻やひじき、海苔などを伝統的に食してきた民族です!ですので、ヒジキの煮物と玄米との相性は抜群です。玄米食のお弁当や定食などを提供しているお店では付け合わせにヒジキの煮物が多いのも頷けますね。
甘味の味付けを控えて、少し塩味を感じるような味付けが◎
こちらも熟成したお醤油などで味付けをするのをお勧めします!

オススメ⑤野菜は根菜
野菜は葉野菜よりも根菜。とくに、暑い季節になると食欲も落ち生野菜のサラダなどを食べがちですが、水分の多い物、冷たい物の摂り過ぎは胃腸の機能を低下させる要因に!暑い季節であっても体を冷やし過ぎないことがポイントです。
サラダよりも根菜の温野菜を!冬の寒い季節は根菜を熟成した味噌やお醤油で濃い味付けにして、寒さに負けない体温を保持出来るように。
季節に合った味付けと調理法が玄米の美味しさをより引き立てますよ!

それでも毎日玄米を食べるのはちょっと大変…と思われる方は、まずは1週間に1回からでも取り入れてみてはいかがでしょう?
忙しくて玄米を炊く時間がなければ、手軽に玄米の栄養素を摂ることができる玄米パウダーをご飯を炊く時や、おかず作りに取り入れてみてください!