ロウカット玄米って?

玄米食にチャレンジしてみよう!と思ったとき、玄米のいろんな炊き方や食べ方があると私に合う食べ方はどれなの?って迷いますよね。
今回は、白米感覚で食べられる玄米、「ロウカット玄米」についてお話しますね。

ロウカット玄米とは

玄米の表面には、硬い「ロウ層」があります。そのロウ層という部分だけを除いたのがロウカット玄米です。

ロウ層を除いても発芽はするそうなので玄米と言えるものだと思います。玄米と同様に栄養価があり、白米感覚で食べられるのは良いですよね。

メリット

  • 玄米と同様に栄養価があります。
  • 炊飯器で簡単に炊けて食べやすい
  • 玄米よりも消化しやすい

デメリット

  • 白米より固い
  • 糠の風味がする
  • 浸水に時間がかかる

ロウカット玄米は玄米と同様に栄養価が高いとのことですが、食事で体を健康にするという食養の世界には、「一物全体食」という考えがあります。
「食材を丸ごと使用したものを食する」という意味です。

白米は玄米に!

― 砂糖は精製されていないもの!

魚なら頭から尾っぽまで丸ごと食べる

野菜は皮付きのまま食べる

灰汁も取らない

つまり、削り取られてしまった部分にこそビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養が豊富に含まれているという事です。
白米は芽は出ませんが、玄米は芽が出ます。じゃがいもも皮付きだと芽が出ます。生命があるという事です。

部分食ではなく、生命あるものを体に摂り入れていきたいですよね。

それぞれの環境や食べ方があることは今までのコラムでもお伝えしてまいりましたが、実際に食べてみて体験の中でご自身の体にとって良いものを選んでいただけたらと思います。